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旭川家具 cosine(コサイン)の靴べらをふるさと納税で購入したのでレビュー

cosineの靴ベラスタンド

30代になってからでしたが、靴のかかとが痛むことが多くなってきました。
今まではそれを寿命として、新しい靴に交換していたのですが、モノを長く使い続けることでそれに違和感を覚えてきました。

長く使い続けるために、丁寧に使う。
その重要性に気づいたわけです。

そのために、靴ベラを使う様になりました。

cosineの靴べらは独特の立ち姿

cosineの靴ベラ
丸みを帯びたフォルム。
無垢板から削り出されたことがわかり、木の質感が伝わってきます。

木の温もりを感じられる点は良さの1つですが、それよりも際立つのはその存在感。
スタンドに差し込まれた靴ベラが絶妙な角度を作っています。

cosineの靴ベラスタンド
cosineというメーカー名はそこからなのかと思ってしまうこの角度。
床と靴べらが独特の角度を創り出しています。

初めて見ると少し不安定感を覚えるかもしれません。
が、慣れてしまうとこの角度が使いやすく感じますね。

スタンドも安定感があって、倒れてしまうこともありません。

cosineの靴ベラスタンド
裏側にはこの通り。滑り止めが設置されています。
それなりの重みもあって、滑り動き出すこともありません。

cosineの靴ベラ
個人的にはこのスタンドとの組み合わせ、存在感が好きなのですが、ご覧の様に革ひもが付いています。
フックに掛けて使うこともできるわけですね。

かかとの滑り具合も考え抜かれたデザイン

この靴ベラ、ショートタイプとロングタイプがあるのですが、かかとに当たる部分は同じフォルム。

cosineの靴ベラ
cosineの靴ベラ
靴を履く際、かかとの滑りやすさを考慮し、木材の磨き具合やオイルの浸透度が計算されています。
少しきつめの革靴に足を入れる際にもスッと入っていきます。

これまで使ってこなかった私からすると、習慣化するまで少し時間を要しましたが、一度習慣化すると靴べら便利です。

靴のかかとも傷まなくなりましたし、大切に使っていることが実感できますね。

ジャンル:靴ベラ
ブランド:MUKU工房(楽天市場内)
商品名:cosine(コサイン)靴ベラ(L)ウォルナット
サイズ:W35×D24×L700mm
重量:約90g
素材:ウォールナット材
塗装:オイル塗装
購入時期:2020年12月
価格:20,350円 (寄付額)50,000円

ということで、ふるさと納税でも北海道旭川市の工芸品ですね。
上記、楽天のリンク先より確認できます。

2色、2タイプのバリエーション

バリエーションは、素材としてウォルナットとメープル。
持ち手の長さ部分が異なるロングとショートの2タイプです。

私は個人的に濃い色、落ち着く色が好きです。
世界三大銘木ともいわれるウォルナットを選びました。

自宅用、単身赴任先用に2つ持っていますが、両方ともウォルナットです。

メープルはメープルで、白っぽい木肌を持ち、明るく、且つ透明感のある色合いですね。
ウォルナットに比較して、空間をすっきり、広々と感じさせてくれます。

持ち手の長さについては、靴を履くときの姿勢など好みの問題ですが、ロングは立ちながらでも楽に使用できます。

ショートは少しかがんで、使用するイメージですね。
どちらでもスタンドは使用可能のようです。

旭川家具というブランドのcosine(コサイン)

さてここまでご紹介した靴べらですが、ブランドは前述の通り「cosine」です。
このcosine、旭川家具というブランドの1つだったりします。

旭川家具というは一見するとメーカー名の様に見えますが、北海道旭川市と上川郡東川町、東神楽町などの地域の家具メーカーの製造する家具の総称です。

元々、旭川はナラ材を始めとした優れた家具材に恵まれていることもあり、木材加工業は産業の1つとして大きく栄えてきました。日本五代家具産地の1つでもあります。

その名のもとに製造するメーカーは100社を超えます。
cosinはその中でも、「長く暮らしに寄り添う生活道具を生み出す」をテーマに製造しているメーカーです。

創業から約30年。
子供のいる家庭を意識していると言われているだけあって、角ばったものというより、丸みのある安全性に強いデザインを行っているようです。

我が家はDinksなので子供はいないのですが、この丸みにおしゃれを感じ、購入させていただきました。

今回の靴べらでも、素材として使われていますが、メープルとウォルナット材の製品は代表的なもののようです。