家で作る味噌汁って、お店で出されるものと違って何か親しみを感じませんか?
そんな味噌汁の味を一段上げてくれる、そんな「だし」の紹介です。
- こだわりの味噌汁を作りたい
- 茅乃舎のだしを知らない
- ダシにはこだわりたい
自分で作る味噌汁に革命が起きました
「味噌汁はよく作るけどどこか物足りない」「いつも作る味噌汁の味に飽きてしまった」そんな方、茅乃舎のダシをご存知でしょうか。
まだ試したことがなければ、ぜひ一度お試しください。
その味の違いに驚かれると思います。
朝ごはんに一杯の味噌汁。
幼い頃から食文化として根付いている方は多いと思います。
私もそんな1人です。
ですが、実は学生の頃はそこまで好きではありませんでした。
特に汁を飲む、という点がピンと来ず、旅館の朝食でも家庭料理でも味噌汁は基本的に具を食べては汁を残すという習慣が続いていました。
まぁ味噌汁を美味しく飲んでいる友人も多く見ていたので、それはそれでいいなぁと思ってはいましたが、自分は好きになれなかったのだろうと思い込んでいたのです。
ですが、そんな概念を壊してくれたのがこの茅乃舎のダシでした。

茅乃舎は福岡の老舗ブランド、2010年に東京進出
茅乃舎のブランドの方が、有名ですが実は「茅乃舎」自体は会社名ではありません。
株式会社久原本家という企業が出すブランドこそ、茅乃舎なのです。
久原本家は、120年の歴史をもつ老舗。
醤油の醸造から始まった会社で、2005年に茅乃舎レストランというお店を開いたことに端を発します。
そのレストランの出す味噌汁が絶品で、ぜひ家庭でも味わいたいという声から生まれたのが茅乃舎のダシでした。
東京出店は2010年4月に六本木のミッドタウンが第1号店です。
現在は、コレド室町や新宿高島屋、東京駅など都心には数多く出店しています。
私が初めて食したのは、実家に帰った時に母からもらったものがきっかけでしたね。
母も友人から聞いたようなので、出店当時から口コミでけっこう広がっていたようです。
焼きあごをベースにした極上の出汁
具体的な材料は、あご(トビウオ)、鰹、真昆布、うるめいわし、4つの素材をベースにしています。
市販の出汁で作った味噌汁と比べると、味噌汁を食卓に置いた時点で断然強く香り立ちます。
汁を口に含むと一層その風味が広がり、一口で深い味わいを感じられます。
味噌汁は当然、豚汁のような肉類メインでも、野菜類メインでも上手くマッチします。
使い方は特に市販の出汁と変わりません。
このようにパックになっていますが、パックを破いて中身を直接使っても、しっかり粉砕されているので、気にならないです。
実際に使用例としても推奨されていますしね。
素材を実際に食している感じが強くなるので、おすすめです。
個人的にはごま油で軽く炒めたゴボウを入れると、コクが出て好きです。
鯖缶を使った味噌汁でも、同じ魚でケンカしないか気になりましたが問題ありませんでした。
またこれは正月に作った餅抜きの雑煮です。
いわゆる澄まし汁ですが、こちらの方がより出汁が引き立つので合わないわけがありません。
紹介した、あごなどをベースにした出汁のほかに、野菜だしや煮干だし、椎茸だしなどいろいろな種類があります。
前述のように各地に出店していて、確か出汁の試飲もできたはず。
オンラインでも購入できますが、ぜひお店に足を運んで色々試してもらいたいところです。
決して安いものではないですが、味噌汁を味わいたい、手間をかけて味噌汁を作りたい時の逸品になると思います。
ぜひご賞味ください。