生活全般

DINKs我が家の資産運用ーセゾン投信(投資信託)について

世界の通貨の上に地球儀がある

本日は我が家の資産運用の方法です。
我が家資産運用のメインである投資信託です。

こんな方に向けた記事です
  • 資産運用をこれから始める方
  • DINKsの資産運用に興味がある方
  • 資産運用のメインを考えている方

投資信託という選択肢

貯蓄方法というと、定期預金、日本株、米国株、FX、終身保険、色々な方法がありますね。
どれか1つに絞ってというのはリスクがありますが、複数手段を使うにしても、どれかにメインを据えるのはアリだと思います。

先に挙げた中でいえば、低リスクなのは定期預金でしょうし、高リスクならFXでしょう。
リスク対効果を考えると、個人的に投資を行わない手はないと思っていますが、会社の同僚を見ているとリスクを抑えたい、投資は控えたいという方も多く見受けます。

この辺りの方針は十人十色ですね。

このページを見ている人も、他人の投資事情に興味はあるのでしょうけれど、迷われている方も多いと思います。
私としては私が信じる手法の一つをお伝えさせていただき、皆さんの一助になれば幸いです。

結論、我が家は投資信託に大きく比重を置いています。
資産の1/3程度くらいは置いているでしょう。

メリットは様々ですがなんといっても、「一度決めてしまえばほぼ何も考えずにリスク分散できる」という部分が大きいです。

仕事を投資に置いているトレーダー以外は、ほぼこのメリットが大きな効果が挙げられると思います。あくまで個人的な意見ですが、資産運用をするという上で投資信託という商品を使わない手はないと思います。

投資信託とは

詳細に調べたことがない、という方にざっくりとお伝えすると「投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品」です。

運用成果(利益)は、投資家それぞれの投資額に応じて分配されます。
リスクの分散(投資先と投資時期)ができる、というメリットの他に、自動積立が容易であったり、専門家が扱ってくれること、少額から投資できることなどのメリットがありますね。

一方で、専門家へのコストがかかる、元本保証がない、タイムリーに売買ができない等がデメリットでしょう。

投資方針を”ミドルリスク・ミドルリターン”くらいに考えている方は、十分メインを張る商品だと思います。

インデックスファンドとアクティブファンドについて

投資信託の商品にも、専門家が選ぶ投資先によって、戦略は異なってきます。

大きく分けると、市場平均と同じような成果を目指すファンドか、市場平均を上回る成果を目指すファンドかの違いあります。
前者をインデックスファンド、後者をアクティブファンドと言います。

“市場”というのは対象となる株によりますが、日本株なら日経平均株価、米国株ならSP500ですね。

利益を得る目的とするアクティブファンドの方がよさそうですが、”平均を上回る”というのはプロの手をもってしても難しく、なかなか成果が出るファンドは少ないようです。

我が家が選んだ投資商品はセゾン・バンガード・グローバルバランス

地球儀がPCの前に置いてある
そんな中、我が家が選んだ商品は「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」でした。
アクティブかインデックスかでいうと、インデックスファンドになりますね。
(妻と出会う前から私が選び投資していた商品で、結婚時に相談の上今後も継続することを決めたという経緯があります。)

途中休んでいた期間はありますが、一番最初は2011年に投資していて、長期に渡り、私や我が家を支えてくれていますね。

簡単にメリット、選んだ理由を紹介していきましょう。

投資信託セゾン投信 長期投資

国際分散投資ができる

正直なところ、2011年当時より日本国内の長期的、且つ著しい成長は期待していませんでした。
2020年直近のGDP成長率を鑑みると(コロナ禍の影響前を踏まえても)その判断は間違っていなかったと思えます。

セゾンバンガードグローバルバランスは債券と株券それぞれ50%ずつ投資をしていますが、その中で日本を対象にしているのはごくわずかなパーセンテージです。

日本を完全に外すことは考えませんでしたが、少なくとも世界全体に、日本以外の比重を大きくする形での分散投資がしたい思いを反映してくれていました。

世界30か国以上、計400銘柄以上に分散投資していますが、これを個人でやるのは実質不可能ですよね。

それを代わりにやってくれるという点は大きなメリットです。

実績のあるバンガード社

基本的には長期運用が基本です。
長年付き合っていく会社ですから、実績は重視したいですよね。

バンガードとは、米国ペンシルバニア州に本社を置く世界最大級の運用会社です。
資産残高としては、2020年3月時点で約570兆円です。

インデックスファンドとして世界シェアNo.1.インデックス商品の約4割のシェアを握っています(2020年3月時点)。

株式と債券への分散投資

前述の取り、株式と債券へ半分ずつ投資する商品です。
同じく長期運用を考えた時に、それなりに精神的な安心の方に主軸を置きました。

この辺りは趣味の範疇でしょう。
株100%でも良かったとも思っています。

投資信託セゾン投信 長期投資

実際の成績

投資自体は2011年から始めましたが、当初は20代でしたから、月々の投資額もそこまで高くはありません。
10,000円から始めましたが、それでも途中中止していた時期もありました。

基準価額は開始以来、ほぼ右肩上がりなので、運用結果としてはプラスに出ています。

基準額とは…

投資信託の値段で、多くは1口や1万口当たりの値段を言います。
純資産総額(組入れられた資産を時価評価し、利息や株式の配当等の収入を加え、運用管理費用を差し引いたもの)÷受益権の総口数(投資信託の受益者が保有する口数の数)で計算されます。

仮に2010年から10年間、月1万円ずつ投資したらいくらになっているか、ということをセゾン投信のホームページで記載しておりました。
購入総額120万(1万円×12か月×10年)に対して、結果としては約175万とのこと。

基準価額の推移は設定来、デイリーで追えるようになっていたので、試しに計算してみました。

2010年から月1万円で10年間投資した時の運用成果

セゾン投信で投資額1万円の時の10年の成果
毎月1万円で何口購入できるか、それを10年間続けたら購入口は累計何口になるか、それをその時の基準価額で売却したらいくらになるか、ということを表にしています。

セゾンのホームページ上で計算しているのは、毎月8日時点で、最終的な総額は2019年12月30日時点で計算しています。端数は少し合いませんが、ほぼ一致しています。

セゾン投信で月1万円で投資したときの10年の成果

ちなみにグラフにするとご覧の通り。
最後、2019年12月30日のデータは入れません。

初期の頃こそマイナスになっている時期もありますが、その後はプラスに転じていますね。

2010年から月3万円で10年間投資した時の運用成果

ちなみに、同じ式で毎月3万円で計算すると以下の通りです。

セゾン投信で月3万円で投資したときの10年の成果
セゾン投信で月3万円で投資したときの10年の成果

360万円の投資で527万円になるとすると、約160万円の利益になります。
額としても非常に大きいですし、且つ不労所得というのが魅力的ですよね。

2020年9月30日時点の基準価額騰落率は

とはいえ、上記計算はあくまで2010年当時に投資を始めた時の話。
最近始めていたらどうなったか。

それを確認するのに参考となるのが基準価額騰落率です。

直近数か月~3年前くらいに始めた時の成果が確認できます。
2020年9月30日時点でいうと、

1か月-1.21%、6か月+12.92%、1年+7.04%、3年+11.45%

という成績です。
直近1か月に購入された方こそマイナスですが、6か月時点、1年時点、3年時点それぞれがプラスです。

この辺りを見ても、安心できる材料ではありました。

結びに

以上、簡単ですが投資信託のメリット、特にセゾンバンガードグローバルバランスについて簡単に記載してみました。
同意できる方もいれば、そうでない方もいるでしょう。

投資はあくまで自己責任です。
私が上記で書いてはいても、計算ミスがあるかもしれませんし、説明に矛盾があるかもしれません。
最近はセゾン投信よりも、eMAXIS slimが良いという話もあります。

とはいえ、少しでも投資信託に興味を持っていただけたなら幸いです。

実際に資料請求してみると、もう少しイメージも湧くかもしれません。
ぜひ検討してみてください。

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