グルメ

手土産にも最適 エシレ・メゾン デュ ブールの焼き菓子

エシレ・メゾン デュ ブールの丸の内店 店先

私が単身赴任していることもあり、私たち夫婦は基本的に土日しか共に過ごす時間がありません。
その分、2人の時間は大事にしているので食事は一緒にしますし、朝・晩のティータイムも大事にしています。

となればティータイムのお供、お菓子についてもこだわりを持つのは自然な流れですね。
今日は特にサブレやガレットがお気に入りのエシレ・メゾン デュ ブールをご紹介します。

エシレバターで有名な洋菓子店

まずその名前でもある「エシレ」ですが、フランスの中西部にあるエシレという村があります。

その村はエシレバターと呼ばれるA.O.P.認定の発酵バターが有名。
エシレ・メゾン デュ ブールもこのエシレバターを専門に扱う店、ということでその名を冠したのでしょう。

もちろんエシレバター自体も扱うのですが、お菓子作りはなかなかハードルも高いので、お店で売られている焼き菓子をよく購入します。

エシレバターは芳醇な香りが特徴で、クリームを乳酸醗酵させて作られます。
醗酵ということで、ヨーグルトのような軽い酸味も特徴ですね。
1894年の創業で、当時より代々伝わる乳酸菌を使っているようです。

製法に関しても昔ながら。
原材料である牛乳は、広大な放牧地で育てられた乳牛から絞った後、24時間以内に工房に届けられたものを使い、加工します。

また工房の器材も昔ながらの木製攪拌機。
これを使用することで、柔らかで滑らかな口当たりを再現しています。

現代ではステンレス製が一般的ですから、この話を聞くだけで、どこかもう美味しく感じられます。

1900年にはパリの万国博覧会で一等賞を受賞、1979年にはAOC(現在のA.O.P.)として認定。
世界中の一流パティシエ、三つ星シェフに愛用されてきました。

エシレ・メゾン デュ ブール丸の内店

エシレ・メゾン デュ ブールの丸の内店
そんなエシレですが、今のところ東京・名古屋・大阪を中心に展開されています。
私たち夫婦がよく行くのは、丸の内店。

丸の内ブリックスクエアの一角に店を構えています。
まぁ、よく並んでます。笑

コロナ禍などあまり関係なく、その前から行列ですね。
時間帯にもよるでしょうけれど、いつも行列なので、何かのついでで行ってみて気合いが足りないときは購入を断念したりします。笑

とはいえ、このお店の雰囲気も好きなので、買うなら丸の内店となってしまうんですけれど。

丸の内の他に、東京だと渋谷、新宿。
神奈川だと横浜。
関東以外では名古屋や梅田にあります。

お気に入りはガトー セック

お店のHPにならってガトーセックと記載してみましたが、フランス語で焼き菓子という意味ですね。
元々、焼き菓子も好きなのですが、何個か商品を食べてみて1番気に入ったのがこちらの2点でした。

サブレ・エシレ

エシレ・メゾン デュ ブールのサブレ
こちらエシレバターを100%使用したリッチな味わいのサブレ。
「食べ始めたら止まらない」というキャッチコピーがHPに記載されていますが、まさにその通り。

エシレ・メゾン デュ ブールのサブレ
サブレにしては重ためですが、2つ目、3つ目と止まりません。
バターの濃厚で芳醇な味わいが口の中に広がります。

コーヒーといただくとホント絶品です。
店頭でのお値段は3,240円と少しお高め。
あと個包装にはなっていないので、意識して早めに食べる必要はありますね。
ですが、1週間くらいでは湿気ったりしない印象です。

ガレット・エシレ

エシレ・メゾン デュ ブールのガレット
エシレバターを生地に混ぜ込み、滑らかな口溶けをイメージしたお菓子。
同じバターを使っているので、濃厚さ・芳醇さは変わりませんが、サブレとはまた違う食感が楽しめます。

エシレ・メゾン デュ ブールのガレット
ご覧になってもお分かりのように、缶もまた綺麗なんですよね。
青と白、良いコントラストです。

ガトー・ドゥミセック

エシレ・メゾン デュ ブールの焼き菓子
ということで、フィナンシェとマドレーヌです。
フィナンシェはアーモンドを使用、マドレーヌはレモンピールを使用していてどちらも上品な味わいです。

しっとりしている分、バター感は強く感じますが、サブレやガレットほどの感動はありませんでした。笑
私の場合、他にお気に入りのフィナンシェがあるのでそれと比べてしまうんですよね。

ガトー・フレ ミゼラブル

エシレ・メゾン デュ ブールのミゼラブル
エシレバターをクリーム状にして、作ったケーキです。
ミルキーでコクがあり、舌の上でとろけていくバターを感じられます。

そしてこちらが、ミゼラブルという商品。
エシレバターを約半分使った滑らかでミルキーなクリームと、さっくりもっちりなダグワースを重ねられています。

元々はガトー・エシレ ナチュールというケーキを購入しにいくつもりだったのですが、日々数量限定の販売のため、すぐに売り切れてしまうんですね。
なので、こちらにしました。

が。残念ながら、バタークリームを使ったケーキというものを食べ慣れていないせいか、私自身は少し苦手でした。
どうにもバターが重すぎて…笑

もう少しバター自身を楽しめるようになれば、変わってくるかもしれないですね。

結びに

ということで、本日は洋菓子店「エシレ・メゾン デュ ブール」についての紹介でした。

ケーキこそ苦手ではありましたが(好みの問題)、サブレ、ガレットは間違いなく生涯で食べたものの中で最高峰。

手土産に買って行っても喜ばれる品ではないでしょうか。
ぜひご賞味ください。