スタイリッシュで、革のペンケースってなかなか見つからなかったりしませんか?
今日は使い始めて1年半、愛着が湧いてくるペンケース、オーセンについてご紹介します。
- 革のペンケースが欲しい
- 長く使い続けて、経年を楽しみたい
- 収納量はそこまで多くなくて良い
Contents
KNOXのフラッグシップモデル AUTHENとの出会い
社会人にもなると、必ずしも誰もが持っているわけでもないペンケース。
むしろ使っていない人の方が多いかもしれませんね。
とはいえ、文具愛好家ならお気に入りの筆記具を傷つけたくない、まとめて持ち運びたいと思うものです。
私も高価ではないものの、LAMYのサファリ、プロシオンなどお気に入りの万年筆を持っている以上、ペンケースもこだわりたく、このAUTHEN(オーセン)に出会いました。
以前使っているものも数年の使用で傷んできたので、新しいもの、長く使えるものに買い替えたく検討し始めたのです。

長く使うなら、できれば革がいいなぁ、と文具店を歩き回ること数日。
日本橋の丸善でショーケースに並べられているのを見つけました。
最初の印象としては、「ん?」と目を引かれた程度でしたが、時間が経つごとに、色々と調べるにつれて、存在感が増していきました。
ガチャガチャと文具を持ち運ぶのは嫌だったので、少数でも持ち運べるサイズ、それでいて所有欲を満たしくれるような革モノということでベストでした。
ジャンル:ペンケース
ブランド:KNOX(ノックス)
モデル:AUTHEN
素材:牛革、豚革
カラー:ダークブラウン
サイズ:H75mm×W175mm×D25mm
購入時期:2019年3月
AUTHEN(オーセン)ペンケースの特徴
フランス産の牛革を独自の磨き技術で仕上げたオリジナルレザー。
それを国産の豚革(ピッグスキン)と上手く組み合わせて作られています。
ショルダー部分の革を使った丈夫な造り
牛革は頭に近い方からお尻に向けて、段々と柔らかくなるという特徴があります。
ショルダー部分はしっかり丈夫で、堅い触り心地ですね。
鳴き革と表現するらしいのですが、確かに表面を指でこするとキュッという質感があり、特徴的です。
常に持ち運び、且つペンの重みもありますから、堅牢な造りが安心です。
豚革が良いアクセント
ペンケースを開くと最初に目に入る、この異なる風合いの革。
これがピッグスキンというものですかね。
シボ感に特徴があります。
外側に使われるブラウン一色にならず、デザイン的に素敵です。
ですが、単なるデザインだけで使われているわけではありません。
ピッグスキンは通気性が良く、摩擦に強いという特徴を持ちます。
また薄くても丈夫という、まさに中敷きとしてぴったりな素材です。
アンティーク風のボタン
この金具も良い加工具合ではないですか?
国産のオリジナルホックで、エイジング加工によりアンティークな風合いに仕上げられています。
パッと外観を見ると、このホック結構目立つんですよね。良い色合いです。
ケースの開閉もこのホックによって行うわけですが、パチッと留まり感触も好きです。
丁寧で凹凸のない縫製
全体を通して走るステッチ。
凹凸が出ないようハンマーでたたいたり、縫製の最後は糸を溶かし固めていたり、と工夫が凝らされていて、細部へのこだわりが感じられます。
収納はコンパクト
カッターやら定規やら、色々使う方もいらっしゃると思いますが、そういう方には向きません。
正直ペン4本が限界でしょう。
あまり不要なモノを持ち運びたなくない方向きですね。
KNOXとはどこのブランド?
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1979年に東京の南青山で立ち上げられたブランドです。
当時日本では珍しかった生地と革を組み合わせたバッグなどを企画して、百貨店を中心に販売エリアを広げていきました。
ステーショナリーのプロダクトブランドであるknox brainは1985年に立ち上げられたブランドで、同じグループになるようですね。
私がKNOXについて知ったのも文具、手帳のリフィルが最初でした。
そのリフィルは今でも愛用するほど、約10年くらい前からお気に入りのブランドとなります。
“本物にこだわり、その良さを代々伝えていく”というブランドコンセプトは、上記AUTHEN(オーセン)のこだわりからも感じ取れますね。
ちなみに上記ステーショナリーのブランドknox brainは2018年にKNOXに統一されたようです。
購入後6か月後の様子
ということで、冒頭にも述べた通りまだ6か月程度の使用状況ではありますが、現状のペンケース、ご覧ください。
少しだけ色合いが濃くなってきたかな…?という様子。
前述の通り、細かい傷は無数にありますが、日ごろ使う上ではあまり気になりません。
ペンケース自体の収納方法
主な使用場所は会社なので、毎日持ち運びます。
ビジネスバッグの背面部分にあるポケットに収納しつつ、出社後は机上に置いておく、というスタイルです。
前述の通り、コンパクトを目標に探し当てたため、全く荷物にはなりません。
ガチャガチャ音もしないので、いいですね。
打ち合わせがあればパッとペンケースと資料を手に持って移動。
「ペンどこだっけ?」と探さずにスマートに動けて良いです。
