宿泊記

軽井沢・ANCIENT HOTELで過ごしてみて(レビュー)

軽井沢、夜のANCIENTホテル

我々夫婦は、毎年年末年始に雪景色を見ながらリフレッシュするのが楽しみです。
今日は長野県軽井沢のANCIENT HOTEL(アンシェントホテル)についてです。

こんな方に向けた記事です
  • 雪景色を楽しみたい
  • 美味しい食事を堪能したい
  • 居室でしっかりくつろぎたい

寒い冬、あえての軽井沢旅行

軽井沢といえば、避暑地。
訪れる季節としては夏の方がイメージが強いのではないでしょうか。
我々の場合、避暑が目的ではなく知人に会うの大きな目的であり、その知人宅の近くということで軽井沢を選んでいます。
それと合わせて雪景色を堪能したい、という目的ですね。
単身赴任先も本宅も共に雪があまり降らないし、そもそも降っても積もりません。
別に厳冬を感じたいわけではないですが、せっかく四季の味わえる日本。
自然を堪能できる時間ってすごく貴重な時間だと思うのです。
関東育ちにも丁度良い冬が味わえる、それが軽井沢かなと。
手軽に味わおうとするなと怒られそうですが。
ということで、美味しい食事とリフレッシュが目的で、今年も年始から行ってまいりました。

軽井沢の雪景色
軽井沢駅から迎えの車でおよそ15分。
標高も上がってくると期待していた雪景色が見えてきました。
この木立の中で雪が見られるのが良いんですよね。
マイナス4度を下回る寒さと雪景色。
四季の良さを感じられます。
山の上ですが観光客も多いせいか道の整備も進んでいて快適です。
そして木立の先に見えてくるのが、アンシェントホテルです。

木立と月とアンシェントホテル
アンシェントホテル看板

この木立の中に佇む感じが好きなんですよね。
時刻的にちょうど月も見えました。

アンシェントホテル玄関の門松
今回はちょうどお正月シーズンということで門松が飾られています。
前回訪れた時と異なる光景に、夫婦でテンションが上がります。

積み上げられた薪
積み上げられた薪。
これもまた良い雰囲気を醸し出しています。

アンシェントホテル玄関のお出迎え
由来はわかりませんが、入り口で迎えてくれる薪のモニュメント。

ホテルの顔、ロビー。くつろぎの空間

アンシェントホテルのロビー
アンシェントホテルのロビー

ホテルの顔でもあるロビー。
広くて落ち着きのあるテイストですね。
天体望遠鏡が目を引きますが、これはまた後程。

アンシェントホテルの暖炉

ロビー真ん中には暖炉とロッキングチェアが。
この暖炉、ほぼずっと点いています。
一般家庭だとなかなか味わえない暖かさです。
火の香りがなんともほっこりします。

アンシェントホテルのロビー
到着と同時にソファに案内され、甘酒と野沢菜のお焼きが振る舞われました。
疲れた身体も復活です。
冷えた身体と胃をゆっくりと温めてくれます。
(車で来てるのでそんなに寒さ感じていませんが)

アンシェントホテルのロビー
我々が座ったソファとテーブルにはこのような道具が置かれていました。
妻は知っていたようですが私はわからず。
どうやら、この棒のようなものでグルグルと器の縁をなでると共鳴で水が揺れ、音が出ます。
なるほど面白い。
手続きを待っている間も飽きることなく過ごせました。

疲れを癒す

アンシェントホテルのロビー
この日予約したのは孔雀石の間。
このホテルの良いところはそれぞれテーマの異なる13の部屋から1種、予約時に選べるところです。
ドアには部屋を象徴する石が施されています。

アンシェントホテルのロビー
前回とは異なる部屋に泊まってみたくてこの部屋を選びました。
ベッドと畳が共存する部屋。
良い雰囲気ではないですか。

アンシェントホテルのロビー
こちらが畳の間。
ここはあまり長時間座ることはありませんでしたが、陽が差すので2日目の朝にボーっとするのに最適なスペースでした。
いろりはあくまで、”いろり風”なので火はつけられませんが、インテリアとしては十分ですね。

アンシェントホテルのロビー
外の眺めも良いのですが、さすがに冬は寒くて出られませんでした。

アンシェントホテルのロビー
ポイントは天井ですかね。
このように木が張りめぐらされていて、もともと天井の高さもあるため良いインテリアとなっています。
寝る際にはどうしても天井を見上げるので、こういう造りは楽しませてくれますよね。
疲れていたせいか、夫婦共々わりと長めの睡眠が楽しめました。

どうでしょう。
以前泊った水晶の間も良かったですが、負けず劣らず満足できる部屋でした。

食を楽しむ

そして食事。
せっかくの旅行ですから、食事も美味しい物がいい。
私は、食事の時間を楽しみにできるような旅先でないと行く意味がないと思っています。
こちらはそんな期待に応えてくれるホテルです。

アンシェントホテルのロビー
アンシェントホテルのロビー

ダイニングに向かう廊下。
ガラス張りで素敵なダイニングですね。

アンシェントホテルのロビー
何個かコースがあるのですが、今回は信州牛のステーキをメインとしたコースを選びました。

アンシェントホテルのロビー
一皿目がこちら。
落花生豆腐に牡丹海老、あさりの焼売です。
あさりの焼売は初めてかな?あさりの風味、ダシが効いていておいしくいただけました。
これからの料理を楽しみにさせてくれるそんな一皿です。

アンシェントホテルのロビー
二皿目がこちら。
スティック野菜サラダ。
「あれ、生野菜?」と出された直後は思いましたが、野菜自体甘くておいしい。
なんといっても、クリームチーズのドレッシング(ソース)の塩味・クリーミーさが絶妙でした。
手が止まらず、パクパク食べられました。

アンシェントホテルのロビー
三皿目がこちら。
百合根のコロッケ。

アンシェントホテルのロビー
四皿目がこちら。
信州プレミアム牛のサーロインステーキです。
大根おろし、塩、たれの3種に分けて味わえます。
美味しいことはいうまでもなく。
塩で食べるのが一番好きでした。
素材の味も大事ですが、やはり美味しくお腹いっぱいになりたい思いが強い私としては、白ご飯と一緒に出てきてすごく有難かった。

アンシェントホテルのロビー

そしてデザート。
ゆずシャーベットと水出しコーヒーです。
コーヒーとシャーベットの相性が抜群。
水出しコーヒーというのが新鮮でよかった。

朝食もぬかりなし

アンシェントホテルのロビー
朝食はこちらの通り。
お正月シーズンということもありおせちでした。
良いタイミングでしたね。
朝から豪勢なお食事です。

アンシェントホテルのロビー
机の上の小鳥のガラス細工が気に入りました。

夜のイベント、星座鑑賞

さて話は前後しますが。
冒頭にも触れましたが、ロビーに置いてあった望遠鏡。
ただの飾りではありません。
夜に天体観測の時間がありました。
冬の星空、しかも標高が高く空気の澄んだところだとものすごく良く見えました。
こういう経験って良い思い出になりますね。
もう星空をまじまじと見る時間なんて、誰かに強制されないと絶対取らないですし。

 

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唯一カメラで捉えきれたのは、このオリオン座でした。
寒い夜でしたが、ホテルが用意してくれた暖かいコートで防寒は気にせず大丈夫です。
アンシェントホテルのロビー
アンシェントホテルのロビー

ホテル周りも、昼と夜は違う世界のようですね。
それもまたいい。

温泉で一息つく

さすがに写真は撮れませんでしたが、お風呂も良い感じです。
温泉です。
雪景色を見ながらの露天風呂は風流ですね。

終わりに

アンシェントホテルのロビー
アンシェントホテルのロビー
アンシェントホテルのロビー
アンシェントホテルのロビー

今回はあまり使用しませんでしたが、居室やダイニング、温泉の他にもバー、ショップ、くつろぎスペース、色々な施設があって楽しめます。

どうでしょう。行ってみたくなりませんか?
別にこのホテルじゃなくとも、年末年始にホテルで穏やかに過ごす。
良い過ごし方だと思います。
ぜひ参考にしてみてください。